第15回福島・東葛活動報告会 快医学ネットワーク主催

「原発災害を自分ごととしてとらえる」 11月25日開催、皆さんご参加ください!

2011年3月11日に東日本で起きた大地震により、福島第一原子力発電所が爆発して、放射能の塵が大量に東北関東に降り注いで12年。今も福島や近辺の山野では除染しきれるはずもない大量の放射性物質が存在し、事故を起こした原発は老朽化しさらに危険な状態が進行しており、たまった汚染水が海に放出されるという事態になっています。

大規模地震、巨大台風、大洪水、原子力発電所事故など、私たちの生活環境は、絶えず災害のリスクにさらされています。災害の規模によっては、数日間外部の支援が受けられないこともあります。大きな災害では、正確な情報と対処の知恵、それらを共有し互いに助け合うコミュニティの存在が大切になります。

この12年、放射能被爆した人たちはどう暮らしてきたのか、健康状態はどうなのか、現場の声を聴きつつ、原発事故など災害時に私たちの命を守るための方法を考えていきます。

日時:11月25日(土)10時~16時半(昼休憩1時間)

場所:東京都文京区民センター 3-C会議室 (東京都文京区本郷4丁目15‐14  都営地下鉄春日駅A2出口徒歩2分、東京メトロ南北線・丸の内線後楽園駅5番出口徒歩6分)

内容:パネラー

・香取直孝(千葉 3.11以降の福島と東葛の放射能被害のドキュメンタリー映画製作/やおや旬)「映画『放射能症候群1~3』から見える東葛地域の人々の健康状況」

・元井智惠(千葉 快ネット理事/天神庵健康相談スタッフ)「ホットスポットでの家族を守る暮らし」

・関久雄(福島保養所へっついの家主宰/映画かくれキニシタン監督/詩人)「へっつい保養の報告と測る、わかる、考える」

・菊田桃子(福島/東京 快ネット理事)「福島から東京に避難して12年」

・橋本俊彦(福島/松本  まつもと子ども留学/はしもと治療室)「松本子ども留学基金の保養報告と、原発災害時の対処法」

・柳原敏夫(東京 市民が育てるチェルノブイリ法日本版の会/子ども脱被ばく裁判弁護団  弁護士)「進行中の3つの裁判の報告とチェルノブイリ法日本版について」

ワークショップ:原発災害に自分はどう備えるか、グループに分かれて話し合う。

参加費:1,000円

*Zoomでのオンライン参加あり

申込み・問合せ:野本/rengesouan@mx6.ttcn.ne.jp