熊本震災支援のお願い・・・理事会より

熊本の現在の状況は、皆さん気にされていると思います。多くの犠牲者や行方不明者が出て、多くの家屋が倒壊し、自宅に帰れない方々が5万人近く。その方々は、車中泊でのリスクや、感染症にも心を配り、何よりも、いまだに動き続けている川内原発、そして、最もリスクが高いとされる玄海原発にも怯えて日々を送っていらっしゃいます。
快医学ネットワークの仲間の家も何軒もが全壊。いまだに車中泊の仲間もいます。
私たちも出来ることなら、直ぐに人的支援に入りたかったのですが、今回の地震は歴史上極めて稀な、止まない地震です。最初の大揺れから二週間経ってなお、一日30回近い余震が起こっています。最も被害を受けた西原村の自宅が全壊した坂田さんは、今は安全なアパートで仮住まいを始めましたが、「危険なので、今は支援に来ないで欲しい」と言っています。
人的支援も出来ず、支援したい物資も特定しづらい今、支援として最も有効な在り方は支援金を募ること、そしてその支援金を熊本メンバーに委ねることだと、私たちは考えました。
いまだに夜は屋外の車で寝ている若い仲間は、昼は妹の家で快医学の手当てをしているそうです。「快医学をやっていて本当に良かった。困っている人たちに心から感謝される」。困った時の快医学は、これからの熊本の皆さんに、きっとお役に立つはずです。
支援の担い手は、現地の若い比較的被害が少なかったメンバーがやるといってくれています。
時期や方法は全て彼らに任せたいと思います。集まった支援金は、快医学による健康支援活動と共に、熊本の人たちの最も必要なことに、話し合いながら使ってもらいたいと思います。私たちは、彼らの活動のバックアップとして、募金を集めて、支えていきたいと思います。
皆さんのご支援のお気持ちをよろしくお願いします。   (理事 我妻啓光)

【郵便振替】00180-9-260763
NPO快医学ネットワーク
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