2012年9月5日、午前10時55分、瓜生先生が入寂なされました。


今はただ、心より哀悼の意を表すのみです。


お通夜、告別式には、遠方より多くの方々にご参列いただき、本当にありがとうございました。涙の中で懐かしいお顔にたくさん会うことができ、人と会う場を作るのが好きだった瓜生先生が、またこの機会を作ってくれた、と思いました。


瓜生先生は、「医療を人民の手に取り戻そう」「人は自分で自分を治すことができ、周りの人を癒すこともできる」と訴えて、優れた民間療法を学び、その中からシンプルで誰にでもできるものを選んで組み合わせて、「快医学」として名づけ、生涯にわたってその普及に努めてこられました。


病を抱えた方々と向き合う治療室の活動と、快医学(快療法)を伝える講座や講演会の活動。快医学の普及活動は、日本だけでなく、アジア、中東、南米、北米、ヨーロッパ、アフリカ、と全世界にわたり、そのエネルギーは計り知れないものがありました。3.11の震災以降も、今こそ快医学が役に立つ時だと、っご自身の病を押して、宮城、岩手に出かけて、出会いの場を探っておられました。


まだまだ、やりたいことがおありだったでしょうし、私たちもまだまだ瓜生先生とともにやりたいことがたくさんありました。 本当に残念でたまりません。


瓜生先生が私たちに遺してくださったものを引き継いで、それぞれの場で、活動していきたいと思っています。


瓜生先生、たくさんのことを教えてくださり、本当にありがとうございました。共に活動できた時間を誇りに思います。


どうぞ、次の旅を楽しんでください。


                                                   (野本美保 9.9記)


<瓜生先生追悼の会>


12月9日の午後、快ネットの主催で瓜生先生を偲ぶ会を計画しています。福島・東葛地域での放射線対策の健康相談活動の報告会と合わせて、行う予定です。


詳細が決まりましたら、HPでご案内いたしますので、スケジュールを空けておいてください。