2015年2月20日(金)〜22日(日)岩国、広島、岡山
世快ゆるゆる保養ネットワーク主催 橋本俊彦氏お話会&快医学講座
守ろう!美しい自然☆守ろう!地球の子どもたち

 
  <橋本俊彦氏お話会&快医学講座  西日本ツアー・スケジュール>
★2/20(金)岩国  場所:岩国市民会館 第1会議室
山口県岩国市山手町1−15−3 http://iwakuni-shiminkaikan.jp/  
     18:30開場  19:00開演〜21:00終了

     参加費2500円 / 連絡先:080−1081−8713(豊岳道子)
                 090−6845−3315(高林直子)

★2/21(土)広島  場所:喫茶さえき
広島県広島市中区紙屋町1-4-25(TEL:082-246-9339)http://喫茶さえき.com/
☆地元野菜、オーガニック食材を使った喫茶さえきのお昼ご飯、おいしいですよ!
 13:00開場 13:15開演〜16:00終了
   参加費3000円 (ワンドリンクつき)
      連絡先:080-3876-9127(増野一恵)

★2/22(日)岡山  場所:岡山市民会館 305号室
岡山市北区南方2−13−1 http://www.okayama-shiminkaikan.jp/
     13:00開場 13:30開演〜16:00終了
     参加費3000円 / 連絡先:090−9464−1149(西山美智子)

  今、何故「保養」なのか?
   
原発事故から3年半以上経過し、被災地は、福島は今、どのような課題に直面し、
どのような支援が求めらているのでしょうか?
西日本以南に住む人達にはあまりリアルに伝わってないかもしれません。
しかしこのまま原発再稼働がなされたら・・・?西日本も対岸の火事ではありません。

「松本子ども留学プロジェクト」の発起人で世話人でもある橋本俊彦さんは、
福島三春町で鍼灸院を営んでいましたが、3・11後、奥さんと娘さんを連れて松本に避難され、
2014年春、福島の子ども達に放射能を気にせず安心して生活してもらおうと、
松本に小中学生向けの寮を創りました。
鍼灸師さんであり「NPO法人快医学ネットワーク」の理事でもある橋本さんは、
「快医学」という優れた自然療法の健康相談を続けて来られ、
1週間から10日でも放射能汚染地帯から離れて保養し、
「息・食・動・想・環」のバランスを取り、生命の快法則に則って、
身体に合った野草茶や食養生で毒素を排出し、運動療法、温熱療法などをすることで、
子どもも大人も免疫力が格段に高まることを実証してこられました。

福島原発事故で放出された放射性物質の量は、
事故後3ヶ月の原子力安全・保安院の発表で77万テラベクレル、チェルノブイリの7分の1、
またセシウム137だけの放出量でもヒロシマ原爆168個分という気の遠くなるような数字です。
ウクライナやベラルーシでは、チェルノブイリ原発事故後、
年間5ミリシーベルト以上の地域に居住する住民を強制的に避難させ、
1〜5ミリシーベルトの地域に住む住民には避難の権利を与え、
避難に伴う仕事、住居、教育などを国が保障し、
保養のための施設も国が数多く運営しているそうです。
しかしながら経済大国日本は一般公衆の被曝年間1ミリシーベルトを20ミリシーベルト以下に引き上げ、
チェルノブイリよりも高い線量の危険地域(関東も含む)に未だにたくさんの人を住まわせています。
今年6月には福島で小児甲状腺ガンの子ども達が103人発見されましたが因果関係は認められず、
復興の名の元に福島の子ども達の安全な環境で生活する権利が奪われています。

だからこそ今、「保養」仲間をどんどん増やし、
「保養を国民の健康のための常識にしよう!」というコンセプトの
「世快ゆるゆる保養ネットワーク」主催で、岩国、広島、岡山で初めての、
橋本俊彦さんの貴重なお話会&快医学健康講座の紹介クラスを開催する運びとなりました。
被災地から避難されている方はもちろん、健康に興味ある全ての方々に開かれています。
ゆるゆるハートでどんどんつながっていきましょう!

福島〜松本〜福島へ    橋本俊彦氏談
「なぜ、まつもと子ども留学基金を立ち上げたのか。
震災直後、当時中学2年の娘を松本に避難させたが、友達はどうなってしまうの?
この娘の問いに明確な答えを持ち合わせていなかった。でも、なんとかしたい、、。
松本に避難している人達と交流を重ねる中で、
様々な理由で避難できない子どものための寮を立ち上げよう、
これが松本子ども留学プロジェクトのはじまりだった。
汚染地帯を離れる生活の必要性は、すでにチェルノブイリで実証されているが、
これから先も保養、留学のプログラムがもっと必要になるだろう。」

<橋本俊彦氏 プロフィール>
1956年福島県生まれ 鍼灸師 東京医療福祉専門学校卒業。
鍼灸学校在学中 に東京のほびっと村で快医学と出会う。
福島県三春町にて「はしもと治療室」を解説。震災後松本に拠点移して快医学健康相談と講座を開く。
子どもたち が被曝を避けることを目的にまつもと子ども留学基金の設立に関わる。
5年後、10年後に福島の子供たちと大人たちが健康に暮らせるように自然医学の 視点から支援を継続。
NPO法人快医学ネットワーク NPO法人まつもと子ども 留学基金理事
著書:「自然治癒力を高める快療法」ちくま文庫
http://mt-hashimoto.jp