「手当ての引き出しを増やそう~操体法~と絡めて」
3回講座最終回

12月15日(水)

快医学ネットワーク主催・オステオパシー誇張法3回連続講座・東京

*この講座の売上は全て福島支援の交通費のために使われる、支援特化事業です。

頭蓋仙骨療法のベースであるオステオパシーを、日本に定着させた齊藤巳乗先生の『オステオパシー誇張法』を受け継いだ、橋本俊彦さんによる特別講座第3弾。

「オステオパシーの誇張法は、歪んでいる関節をもう少し歪ませる方向に誘導します。すると身体は「もうそんなに歪みたくないよ。戻りたいよ」と認識して、元の位置に戻ろうとするのです。」
操体法と頭蓋仙骨療法のどちらのエッセンスも合わせ持つ誇張法を、身につけられるまたとない機会です。

講師:橋本俊彦
「今回の快医学主催の誇張法特別講座では、脊柱、四肢、頭蓋の手技を症例を交えながらお伝えし、加えて身体を支える筋力の再教育という視点も取り入れた盛りだくさんの講座になっています。繰り返して練習することで誇張法を身に付けて行きます。ぜひ、3回連続ご参加ください。」

①10月20日(日)テーマ: 前半/脊柱編(腰椎、胸椎、頚椎)、後半/頭蓋編

②11月17日(日)テーマ:前半/四肢編(膝関節、股関節、肩関節、肘関節)、後半/頭蓋編

③12月15日(日)テーマ:前半/内臓調整(肝臓、腹部、食道など)、後半/頭蓋編

定員:20名

時間:10時〜17時

場所:氣道協会・東京道場 03-5600-0242
東京都墨田区江東橋 5-2-6
都営新宿線菊川駅A3、A4出口より、徒歩5分

参加費:会員5,000円/非会員6,000円

申し込み・問い合わせ:我妻/080-3127-1972/ moosabaai2712@gmail.com

『誇張法講座に向けて』 橋本俊彦

福島県郡山市に開業して間もない頃、追突事故が原因のむち打ち症でお世話になったことが、齊藤巳乗先生(1926年~2012年)との出会いでした。その後10数年間講習会や治療院見学などを通して、オステオパシー誇張法を学ぶ機会を得ました。

先生は85才まで現役の臨床家として現場に立たれて、誇張法の穏やかな無理のない施術は、現在多くの臨床家に引き継がれています。

齋藤先生の誇張法はイギリスの頭蓋オステオパシーの大家、デニス・ブルックスに触発されたといわれ、いわゆる間接法です。歪んでいる関節を優しく誇張する(さらに歪ませる)ことで、からだが自然に戻ろうとする機序を応用しています。海外でも同様の理論、手技は存在しますが、操体法と同じ理論といってもよいでしょう。

私はこれまでの臨床経験から、誇張法と操体法を組み合わせることによって、小児疾患から介護まで年齢問わずさまざまな疾患に応用でき、より使いやすく効果が出る手技になってきたと思っています。

<プロフィール>
1956年福島県生まれ、鍼灸師、按摩師。福島県三春町で治療室を開設していたが、3.11以降家族で移住、現在松本市ではしもと治療室を開室。
快医学講座、健康相談会を福島、長野など各地で開催。福島の子どもたちのための、まつもと子ども留学基金理事
著書:「緑のセルフケア」(博進堂)